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お知らせ
シームレスファスナーのお話
以前、シームレスダウンのことを書きましたが、今回はシームレスファスナーを取り上げたいと思います。
アウトドアのアウターやパンツなどによく見受けられますね。
凹凸がないので見た目もスッキリ‼️
それは圧着加工をしてあるから。
圧着加工とは、ホットメルトという高熱をあてることで溶けるノリを使用してミシンで縫製をせずに資材を生地に貼り付ける加工のことです。
ホットメルトという素材は130℃以上の高温で溶け、冷えると固まるという性質を持っています。
溶けたホットメルトが生地組織の中に染み込み、それが冷えて固まることによって資材と生地を貼り付ける仕組みです。
ポケットファスナー周り以外にも、ブランドロゴやエンブレムの形にレーザーカットして、デザインとして圧着してあるものもあります。
貼ってあるだけでスポーティな印象ですね♪
▼弱点▼
シームレス加工やシームレステープなどの粘着物は、縫製と違って弱点が多いのがデメリット。
粘着部分の1箇所でも剥がれると、他の部分も圧がかかって剥がれてしまうので、着用前に注意しなくてはいけません。
シームレスの劣化は、早ければ製造から3年、遅くても5年経つと剥がれが目立ってきます。
継ぎ目や縫い目が無く肌触りがよく、防風、軽量化などの機能性の利点だけではなく弱点も頭に入れておくと良いですね。