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お知らせ
色移りの仕組みのお話し
いつもご利用、閲覧ありがとうございます😊
今回はご家庭で洗濯した際に色移りをしてしまった❗️ら、まずやることについてのお話しです。
とりあえず、普通にもう一回洗ってください!
この時、ついやりたくなるのが漂白剤の使用ですが※漂白剤等使用しないでください。
▶︎家庭洗剤の漂白剤は一般的には「酸素系」や「塩素系」がありますが、これはどちらも「染料(衣類を染める色)」に対しての効果があまり高くありません。(食べこぼしなどには効果があります。)
もう一度普通に洗う。たったこれだけで大概の場合、色はなくなるはずです。
なぜでしょうか?
色移りは必ず「原因となる衣類・染料」があります。
本来は生地を染めた時点で「ソーピング」と呼ばれる、生地に染料を定着させ、さらに余分についている染料を洗い流す工程を経る必要があります。
しかし、それが不十分だったり、欧州の硬水の洗濯と日本の軟水での洗濯などの基準の違いに適合されていないのか?洗った際に衣類の染料が流れ出てきてしまうことがあります。
よく言う「ジーンズは初洗いの時に色が出るから代物と一緒に洗わないように」というのはこのことに近いものがあります。
でも、このソーピング不良が厄介なのは「見た目でわからない」ということです。
なので、ついつい何でもいっしょに洗ってしまいますね。
すると、衣類にとどまっているよりも水の中に溶け出たいと思っていた染料たちが洗濯水の中に溶け出てきてしまうわけです。
その際に、一緒に洗っていたものの中で「染色されていない又はちょっとしか染色されていない繊維に隙間のある商品」めがけて染料が入り込んでくるわけです😨
これが移染です。
ではなぜ洗っただけでこの移染が取れるのでしょう?
「洗って流れ出た染料」=「水の中にもう一度浸してあげれば流れ出てくれる可能性がある」
といった構図です。
なので、特に漂白剤などをかける必要はなく、移染が起きた時と同じ条件を作ってあげるということになります。
そのため、とりあえず洗いましょう!(強くもんだりする必要もなし)というアドバイスをさせていただきますね。